人が判断し、人が責任を持つ
AIは判断の材料をそろえる道具です。戦略の決定、成果物の最終品質、お客様とのやり取りは、必ず人が担います。
運用基準:AIを使う業務・使わない業務最終更新日:
このページは2部構成です。前半の「基本方針」で、AIとどう付き合うかを定めています。後半の「運用基準」には、それを実際の業務でどう守っているかを具体的に書いています。各原則から、対応する運用基準へ移動できます。
第1部
waltsu株式会社(ワルツ)は、マーケティング支援・Webサイト制作・DX/AIコンサルティングのあらゆる工程でAIを使っています。調査や下書き、分析のスピードが上がった分、お客様の事業を考える時間を増やせるからです。
ただし、AIの出力をそのままお客様に届けることはありません。AIは速く出し、人は正しく選ぶ。成果物の責任は、AIではなく当社と担当者が負います。この考えに立ち、次の6つの原則を定めます。
AIは判断の材料をそろえる道具です。戦略の決定、成果物の最終品質、お客様とのやり取りは、必ず人が担います。
運用基準:AIを使う業務・使わない業務お客様の情報は、情報の種類と、使うツールの契約・設定に応じて、AIに入れてよい範囲を決めています。入力内容が学習に使われる設定のツールには入れません。
運用基準:情報の取り扱いどの工程でAIを使ったかを、お客様に尋ねられたときに説明できる状態にしておきます。使用ツールと契約形態も公開します。
運用基準:使用ツールと契約形態生成した文章や画像が、既存の著作物や実在の人物の肖像に似すぎていないかを確かめます。差別や偏見につながる表現は使いません。
運用基準:納品物の品質確認経済産業省・総務省の「AI事業者ガイドライン」、個人情報保護法、著作権法と、各AIサービスや広告・SNSプラットフォームの規約に従います。お客様との契約・NDAは、これらより優先して守ります。
運用基準:お客様ごとの個別対応AIの性能も、サービスの規約も、法律も変わり続けます。代表の藤井は「生成AIパスポート」を取得しています。社内で使い方を共有し、このポリシーを少なくとも年に1回見直します。
運用基準:体制と見直し第2部
基本方針を守るために、日々の業務で実際に運用しているルールです。
AIには、量と速さが効く作業を任せます。お客様の事業に関わる判断と、最終的な品質の判断は人が行います。
| AIを使う業務 | 人が担う業務(AIに任せない) |
|---|---|
| 市場・競合・キーワードの調査と情報整理 | 戦略・施策の決定 |
| 記事・広告文・提案書の構成案と下書き | お客様への提案内容の確定と説明 |
| アクセス解析・広告データの集計と傾向の読み取り | 数値の解釈と、それに基づく改善の判断 |
| Webサイト・システムのコード作成の補助とテスト | 設計の決定、本番環境への反映の判断 |
| 画像のラフ案・素材の生成 | 採用する画像の選定と、権利・類似性の確認 |
| 議事録・資料の要約、翻訳の下訳 | 納品物の最終確認と納品可否の判断 |
医療・法律・金融など専門家の判断が必要な内容は、AIの出力を根拠に断定しません。必ず一次情報か専門家の確認を取ります。
AIに入れてよいかどうかは、「どんな情報か」と「どのツールに入れるか」の組み合わせで決めています。
| 情報の区分 | 学習に使わないツール入力内容をAIの学習に使わない契約・設定のもの | それ以外のツール学習に使われる設定のままのもの・無料版など |
|---|---|---|
| 公開情報公開済みのWebページ、プレスリリースなど | 入力できる | 入力できる |
| 非公開の業務情報未公開の企画、アクセス解析の数値、社内資料など | 入力できる業務に必要な範囲に限る | 入力しない |
| 個人情報・機密情報顧客名簿、問い合わせ内容、NDA対象の情報など | 原則入力しないどうしても必要な場合は、お客様の了承を得たうえで、個人や企業を特定できない形に加工して使う | 入力しない |
パスワード・APIキーなどの認証情報は、どのツールにも入力しません。
AIを使った成果物は、次の順に確認してから納品します。どの段階で問題が見つかっても、その前の段階に戻ってやり直します。
業務で使っている主なAIツールです。お客様の情報を扱う業務では、入力内容がAIの学習に使われない契約・設定のツールだけを使います。
| ツール | 主な用途 | 契約形態 | 入力内容の学習利用 |
|---|---|---|---|
| Claude(Anthropic) | 調査、文章作成、コード作成 | 有料プラン(Max) | されない(学習への利用をオフに設定) |
| ChatGPT(OpenAI) | 調査、文章作成 | 有料プラン | されない(学習への利用をオフに設定) |
| Gemini(Google) | 資料作成、データ整理 | Google Workspace(法人契約) | されない |
| OpenAI API(画像生成) | 記事の図版・画像素材の生成 | API(従量課金) | されない |
ツールを追加・変更したときは、この表を更新します。
お客様の方針や契約内容に合わせて、AIの使い方を調整します。ご要望は、契約前または業務の開始前にお知らせください。
保有資格
生成AIパスポート
生成AIを安全に使うための知識を問う資格試験です。個人情報の保護、著作権の侵害、商用利用の可否など、企業のコンプライアンスに関わる注意点が出題範囲に含まれます。このポリシーの運用基準は、こうした知識をもとに定めています。
このポリシーや、当社のAIの使い方についてのご質問は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
制定日:2026年10月27日
最終改定日:2026年10月27日
waltsu株式会社(ワルツ)
代表取締役 藤井 俊輔
改定履歴