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Claudeとは?ChatGPTとの違い・料金・最新モデルを解説

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マワルくんマワルくん
こんな人におすすめ
・Claudeの名前は聞くが、ChatGPTとの違いが分からない
・料金や、入力した情報の扱いを確かめてから試したい
・会社で使うなら、どの契約から始めるかを決めたい

ChatGPTの次に名前を聞くことが増えた対話型AIが「Claude(クロード)」です。ただ、モデルは月単位で入れ替わり、2026年9月だけでも新しいモデルが3回発表されました。春ごろの解説記事とは、料金もできることも違います。

Claudeは、米国のAnthropicが開発する対話型AIです。同じClaudeでも、個人のアプリか法人の契約かで、データの扱いと管理の仕組みが変わります。本記事では2026年10月時点の公式情報をもとに、モデル、使える場所、料金、データの扱い、日本での提供を整理します。

この記事のゴール(読了目安 約8分)

Claudeの現行モデルと料金、入力データの扱いを公式情報で把握し、自社で試すならどの入口と契約から始めるかを決められるようになる。

Claudeとは

Claudeは、Anthropicの対話型AIです。ChatGPTと同じ種類の道具で、違いは提供元と、製品やプランの組み方にあります。

Anthropicの対話型AI

Claudeを開発するAnthropicは、AIの安全性の研究を掲げる米国の企業で、公益法人の形を取っています。文章の作成や要約、調べもの、資料づくり、プログラムの作成まで、会話で頼めます。

Claudeという名前は、アプリなどの製品と、その中で動くモデル群の両方を指します。土台にある大規模言語モデルの仕組みは別記事で解説しています。

ChatGPTとの違い

ChatGPTはOpenAI、GeminiはGoogleの対話型AIで、Claudeと同じ種類の道具です。違いは提供元と、製品やプランの組み方にあります。

性能の優劣は、モデルが入れ替わるたびに変わるため、本記事では断定しません。比べるなら、自社の同じ仕事を両方に頼んだ結果で判断するのが確実です。

Claudeという名前が、アプリなどの製品の層と、その中で動くモデルの層の両方を指すことを示した図

2026年10月のモデル

2026年10月4日時点で、一般に使えるモデルは次の4つです。

モデル位置づけAPIの単価
Claude Fable 5.1最上位。高度な推論と長時間の作業向け入力10ドル、出力50ドル
Claude Opus 5.5迷ったときの標準。開発や知識労働向け入力4ドル、出力20ドル
Claude Sonnet 5.5速さと賢さの釣り合いが良い入力2ドル、出力10ドル
Claude Haiku 5.5最も速く、大量の処理向け入力0.1ドル、出力0.5ドル

単価は100万トークンあたりです。Haiku 5.5は10万トークンを超える長い入力では単価が上がります。Fable 5.1と同じモデルで安全策の水準が違う「Mythos 5.1」もありますが、限られた利用者向けの提供です。

9月だけで、Fable 5.1、Opus 5.5、Sonnet 5.5が相次いで発表されました。Opus 5.5は、Opus 5より約4割安く動くと説明されています。Haiku 5.5は10月7日に提供が始まり、Haiku 4.5は旧世代の扱いになりました。アプリで選べるモデルはプランで違い、無料プランではOpusを選べません。

使える場所

Claudeは次の入口から使えます。

  • アプリ: Web、デスクトップ、iOSとAndroidのアプリ
  • API: 自社のシステムに組み込む。管理画面のConsoleで試せる
  • クラウド経由: AWS、Google Cloud、MicrosoftのFoundryから呼び出す
  • 業務ツールの中: ChromeやMicrosoft 365から使う。有料プランのみ

開発向けのClaude Code

Claude Codeは、コードを読み、ファイルを編集し、コマンドを実行するエージェント型の開発ツールです。動く場所は、端末やIDE、デスクトップアプリ、ブラウザです。有料の全プランに含まれ、会話と同じ使用量の枠を使います。ほかの開発ツールとの違いは別記事で解説しています。

主な機能

会話のほかに、次のような機能があります。

  • Web検索: 新しい情報を調べて答える
  • アーティファクト: 文書や図、簡単なアプリを会話の横に作る
  • プロジェクト: 資料と指示をまとめ、関連する会話で使い回す
  • メモリ: 会話をまたいで前提を覚える
  • コネクタとスキル: 外部のアプリにつなぎ、決まった手順を覚えさせる

Coworkはチャットに統合

2026年9月16日、大きな作業を任せる「Cowork」と通常のチャットが、1つのClaudeにまとまりました。短い質問も、昼までの報告書づくりも、同じ会話から頼めます。ProとMaxから順に提供され、TeamとFreeは後日です。既定では、Claudeは操作の前に確認を求めます。文書とスライドを作る機能も加わり、2026年10月時点では無料プランを含む全プランで使えます。

これまで分かれていたチャットとCoworkが、1つのClaudeの会話にまとまったことを示した図

料金プラン

2026年10月時点の公式料金です。米ドル・税抜きで表示されています。

プラン月額向く使い方
Free0ドルまず試す
Pro20ドル、年払いなら月17ドル毎日の業務で使う個人
Max100ドルから1日中使う個人
Team1席25ドル、年払いなら20ドル2〜150人のチーム
Enterprise1席20ドルと利用量大規模な組織。年契約のみ

Teamには、標準の5倍の利用量を持つプレミアム席もあります。Enterpriseは20席からで、席料にAPIの単価で計算した利用量が加わる形です。日本の利用者には、2026年4月1日から10%の消費税が別にかかります。

上限は5時間ごとの枠

どのプランにも5時間ごとに回復する使用量の上限があり、有料プランには週の上限も加わります。決まったメッセージ数は無く、会話の長さやモデルで減り方が変わります。5時間ごとに使える量は、Proが無料プランの5倍以上、MaxがProの5倍か20倍です。上限に達したら、回復を待つか、上位のプランに移るか、有料プランなら追加の利用分を払って続けます。

入力データの扱い

業務の情報を入れる前に、契約ごとの違いを確かめておきましょう。

  • 個人プラン: Free・Pro・Maxは同じ扱い。改善への利用を許可すると、会話が学習に使われる
  • 法人プランとAPI: Team・Enterprise・APIは、既定で学習に使われない
  • シークレットチャット: 設定に関わらず学習に使われない

個人プランで利用を許可すると、会話は匿名化された形で最長5年保持されます。許可しなければ保持は30日で、削除した会話も30日以内に消えます。規約違反の疑いで確認された会話の保持は、これとは別の扱いです。コネクタで読んだ外部の元データは学習の対象外ですが、会話に貼り付けた内容は会話の一部として扱われます。有料の個人プランだから学習に使われない、とは限りません。情報漏洩を防ぐ考え方は別記事で解説しています。

日本語と日本での提供

Claudeは日本で利用でき、Webとデスクトップの画面は日本語表示に切り替えられます。日本語で話しかければ、日本語で答えます。

Anthropicは2025年10月、アジア太平洋で最初の拠点を東京に開き、日本のAIセーフティ・インスティテュートと協力の覚書を結びました。法人向けには、日本を含むアジア太平洋の地域を指定してデータを扱う仕組みもあります。日本語の品質は、自社の文書で数件試して確かめるのが確実です。

始める前に決めること

業務で使い始める前に、次の4つを決めておきましょう。

  • 入口: 個人のアプリか、チームか、APIか
  • 学習の設定: 個人プランを業務で使うなら、改善への利用を止めるか
  • 入れてよい情報: 顧客情報や社外秘の線引き
  • 使う人と上限: 誰が使い、上限に当たったらどうするか

社員がそれぞれ個人のProを契約すると、会社として設定をそろえられません。業務で広げるなら、管理画面のあるTeamからが無難です。社内ルールの作り方は別記事で解説しています。

【プロの視点】入口で別の道具になる

「ClaudeとChatGPTはどちらが賢いか」という比較はよく見かけますが、答えは月単位で入れ替わります。9月だけで新しいモデルが3つ出ており、比較表は書いた時点から古くなります。

変わりにくいのは、どの入口と契約で使うかです。同じOpus 5.5でも、個人のProなら学習の設定は本人しだいで、Teamなら既定で学習に使われず、管理者が設定をまとめられます。APIなら、費用は使ったトークンの量で決まります。

見るべきは賢さの順位ではなく、自社の情報をどの入口に流し、誰が設定を握るかです。入口を先に決めておけば、モデルが替わっても判断は古くなりません。

同じモデルが個人のアプリ・Team・API・クラウド経由の4つの入口に分かれ、入口ごとにデータの既定・管理・費用の決まり方が違うことを示した図

【waltsu視点】上限は試行回数の枠

waltsuは、AIの価値を時短ではなく試行回数に置いています。Claudeの使用量の上限は、言い換えれば1日に試せる回数の枠です。同じ説明を毎回書き直すほど、枠は前提の説明に費やされていきます。

AIでWebサイトを作る現場では、写真やロゴ、文言といった参照させる素材を1か所にまとめ、指示ではその置き場所を指すだけにする方式に変えたことがあります。出力を何度も直すより、最初に渡す材料を整えるほうが早いという判断です。Claudeでは、プロジェクトがその置き場所になります。

最初の一歩は、よく使う資料と指示を1つのプロジェクトにまとめ、1週間使ってみることです。上限に当たった回数と、そのとき何をしていたかを記録すれば、プランを上げるべきか、渡し方を直すべきかが見えてきます。

同じ使用量の枠でも、毎回説明し直すと試せる回数が少なく、材料を1か所にまとめると試せる回数が増えることを示した図

よくある質問

Claudeは無料で使える?

使えます。Web検索やファイルの作成、メモリも使えますが、使用量の上限は有料プランより低く、Opusは選べません。

有料なら学習に使われない?

ProやMaxは無料プランと同じ扱いで、改善への利用を許可したかどうかで決まります。TeamとEnterpriseは既定で学習に使われません。

日本語で使える?

使えます。日本語で話しかければ日本語で答え、Webとデスクトップの画面も日本語にできます。

Claude Codeとの違いは?

Claudeは製品全体とモデルの名前で、Claude Codeはその中の開発向けツールです。有料プランなら、同じ契約でどちらも使えます。

会社で使うならどのプラン?

2〜150人ならTeamが候補です。管理画面と一括請求があり、既定で学習に使われません。より細かな権限管理や監査が要るならEnterpriseを検討します。

この記事のポイント

・ClaudeはAnthropicの対話型AIで、2026年10月の主なモデルはFable 5.1、Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 5.5
・料金は無料から、個人のPro・Max、法人のTeam・Enterpriseまで。日本は消費税10%が別
・個人プランは有料でも学習の設定しだいで、法人プランとAPIは既定で学習に使われない
・比べるなら賢さより、どの入口と契約で使うか

まとめ

Claudeは、Anthropicが開発する対話型AIで、アプリ、API、Claude Codeなど複数の入口から使えます。モデルは月単位で入れ替わりますが、データの扱いや管理の仕組みは契約で決まります。

まずは無料プランか、チームならTeamで、よく使う業務を1つ試してみてください。生成AIを業務のどこにどう組み込むか迷ったら、waltsuが使い始めのルールづくりからご支援します。

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この記事を書いた人

藤井 俊輔

代表取締役

藤井 俊輔/ フジイ シュンスケ

ベンチャー企業の外部CMOや水族館のマーケティング担当などに従事。オンライン/オフライン問わず集客を中心としたマーケティング施策に強み。

システム・アプリ開発Web広告運用Web集客全般
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