# マーケティングの本当の目的とは？単なる「売上アップ」で終わらせない目的設定と成功のポイント

- URL: https://www.waltsu.co.jp/magazine/marketing/marketing-point/
- カテゴリ: マーケティング > マーケ基礎
- 執筆: 藤井 俊輔（代表取締役）
- 公開日: 2026-08-15 / 最終更新日: 2026-10-03
- 発行: waltsu株式会社（waltsu MAGAZINE）

## こんな人におすすめ

- 施策はやっているが目的が曖昧
- 「集客を増やす」がゴールになっている
- 社内でマーケの判断基準がバラバラ

「マーケティングの目的は？」と聞かれて、「売上アップ」「集客を増やすこと」と答えていないでしょうか。間違いではありませんが、その理解のまま施策を始めると、多くの場合どこかで行き詰まります。 マーケティングの根本的な目的は「売れる仕組みを作ること」です。売上や集客は、その仕組みが機能した結果として得られるものにすぎません。 本記事では、マーケティングの本当の目的と、目的を明確にすべき3つの理由、フェーズ別の具体的な目的の分類、そして目的をKGI・KPIに落とし込む5ステップを解説します。読み終える頃には、自社のマーケティングの目的を自分の言葉で定義し、施策の優先順位を判断できるようになります。

**この記事のゴール（読了目安 約8分）**：「売上アップ」で止まっている目的意識を一段掘り下げ、自社のマーケティング目的を数値目標（KGI・KPI）まで落とし込めるようになる。

## この記事の結論

- マーケティングの根本目的は「売れる仕組みを作ること」。売上・集客はその結果
- 目的の明確化は「やめる判断」「社内の基準統一」「ROI評価」のために必要
- 目的はフェーズ別に4つ（認知／リード／成約／ファン化）に分解して設計する
- KGIから逆算し、SMARTで数値化してから手段を選ぶ。順番を逆にしない

## 結論：マーケティングの根本的な目的は「売れる仕組みを作ること」

まずは、マーケティングという言葉が何を指すのかの確認からです。この言葉が何を指してきたかの変遷は、[マーケティングの歴史](https://www.waltsu.co.jp/magazine/marketing/marketing-history/)で追えます。ここが曖昧なままだと、後述する目的設定のすべてがずれていきます。

### ピーター・ドラッカーが語る「販売を不要にする」の本質

経営学者ピーター・ドラッカーは、マーケティングについて次の言葉を残しています。

> マーケティングの理想は、販売を不要にすることである。

出典: P.F.ドラッカー『マネジメント』

売り込まなくても売れる。その状態を作ることがマーケティングの理想だという意味です。顧客を深く理解し、顧客が本当に求めているものを、求めているタイミングと形で提供できれば、無理な営業や値引きは要らなくなります。

つまりマーケティングとは、広告や販促のテクニックではなく、**顧客理解から始まる「売れる仕組みづくり」の全体**を指します。市場の調査、商品・サービスの設計、価格、届け方、伝え方。そのすべてが範囲です。

### 「広告・集客」は目的ではなく、手段の一部に過ぎない

![マーケティングの根本的な目的](https://www.waltsu.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/marketing-reason-pyramid.png)

実務の現場では、「マーケティング＝Web広告やSNS運用」と捉えられがちです。しかし、広告も集客も、売れる仕組みを構成する手段の一部でしかありません。

手段と目的を取り違えると、「アクセスは増えたのに問い合わせが増えない」「フォロワーは伸びたのに売上に変化がない」という状態に陥ります。**手段の成果が出ているのに事業が前に進まないときは、ほぼ確実に目的側がずれています**。次章で、この「ずれ」がなぜ起きるのかを整理します。

## なぜ重要？マーケティングの目的を明確にすべき3つの理由

目的の明確化は、精神論ではなく実務上のメリットが明確にあります。理由は3つです。

### 理由1　施策の「手段の目的化」を防ぐため

最も多い失敗が、手段の目的化です。「SNSを頑張る」「記事を月4本出す」「広告を回す」。走り出すと、いつの間にか施策を続けること自体がゴールになります。

目的が明確なら、「この施策は目的にどれだけ貢献しているか」で継続・中止を判断できます。逆に目的がなければ、成果の出ない施策をやめる理由も、続ける理由も説明できません。**目的は、施策を「やめる判断」をするためにこそ必要**なのです。

### 理由2　チーム・社内での「判断基準とベクトル」を揃えるため

経営者は売上を、現場はフォロワー数を、制作会社はデザインの完成度を見ている。目的が共有されていない組織では、それぞれが別の正解に向かって頑張ってしまいます。

「今期のマーケティングの目的は、新規の問い合わせを月10件にすること」と言語化されていれば、施策の優先順位も、外注先への依頼内容も、日々の細かい判断も、同じ基準で揃います。

### 理由3　投資対効果（ROI）を正しく評価・改善できるようにするため

目的が数値で定義されていなければ、かけた費用が高いのか安いのかを判断できません。「広告に月30万円」が高いか安いかは、目的次第です。

目的を数値目標にしておくことで、投資対効果（ROI＝投じた費用に対する利益の割合）を測れるようになり、「どこに予算を寄せるべきか」という改善の議論が初めて可能になります。ROIやCPAといった指標の読み方は、[現場で使う45語](https://www.waltsu.co.jp/magazine/marketing/marketing-word45/)で確認できます。

## 【フェーズ別】事業成長につながるマーケティングの4つの「具体的目的」

「売れる仕組みを作る」という根本目的を顧客の検討フェーズごとに分解すると、具体的な目的は4つです。フェーズの区切り方は[マーケティングファネル](https://www.waltsu.co.jp/magazine/marketing/marketing-funnel/)と対応しています。以下の表は、フェーズ別の目的と主な施策・指標をまとめたものです。

| フェーズ | 目的 | 主な施策 | 主な指標 |
|---|---|---|---|
| 認知拡大 | 存在を知ってもらう | SEO記事、SNS、広告 | 表示回数、セッション |
| リード獲得・育成 | 見込み顧客と関係を築く | 資料DL、メルマガ、セミナー | リード数、開封率 |
| 購買・成約 | 意思決定を後押しする | 事例、比較コンテンツ、商談 | CV数、成約率 |
| ファン化・LTV向上 | 継続と紹介を生む | サポート、活用支援、コミュニティ | 継続率、LTV、紹介数 |

### 目的1　【認知拡大】自社や商品の存在を知ってもらう（潜在層向け）

どれだけ良い商品でも、知られていなければ選ばれません。まだ自社を知らない潜在層に存在を届けるのが、入り口の目的です。指標は表示回数や訪問数などの「量」が中心になります。

### 目的2　【リード獲得・育成】見込み顧客と関係性を構築する（検討層向け）

知ってもらった相手の連絡先を獲得し（リード獲得）、役立つ情報の提供を通じて信頼を積み上げていく（リード育成）フェーズです。特にBtoBや高額商材では、認知から購買までの検討期間が長いため、この目的の設計が成果を左右します。

### 目的3　【購買・成約】意思決定を後押しして売上につなげる（顕在層向け）

比較検討中の顕在層に対して、事例や実績、他社との違いを示し、「この会社に決める」最後のひと押しをする目的です。売上に最も近いフェーズですが、ここだけを強化しても、前段の認知・リードがなければ数字は伸びません。

### 目的4　【ファン化・LTV向上】継続利用や紹介を生み出す（既存顧客向け）

見落とされがちですが、既存顧客もマーケティングの対象です。継続利用・追加購入・紹介が生まれれば、新規獲得コストに頼らずに事業が成長します。LTV（顧客生涯価値＝1人の顧客が生涯にもたらす利益）が伸びると、**新規獲得にかけられる予算の上限も上がる**ため、認知拡大の施策も強化できます。4つの目的は独立ではなく、循環する関係です。

## 失敗しない！マーケティング目的（Goal・KPI）の設定5ステップ

![マーケティング目的（Goal・KPI）の設定5ステップ](https://www.waltsu.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/marketing-reason-flow.png)

ここからは、自社の目的を実際に設定する手順です。順番どおりに進めてください。

### STEP1　自社の「事業目標（KGI）」から逆算する

マーケティングの目的は、マーケティング部門の中で完結させず、事業目標（KGI）から逆算して決めます。

「年商を1億円から1.5億円にする」がKGIなら、平均単価から逆算して「新規成約が年20件必要」→「商談化率から逆算して問い合わせが月10件必要」と分解できます。**事業目標につながらないマーケティング目標は、達成しても意味がありません**。

### STEP2　「誰に（ターゲット）」と「どんな価値（USP）」を届けるか整理する

数値の前に、「誰に・何を」を言語化します。ターゲットは属性のかたまりではなく、1人の顔が浮かぶレベル（ペルソナ）まで具体化する。USP（自社ならではの強み）は、競合ではなく自社を選ぶ理由を一言で言えるまで磨く。

ここが曖昧なまま数値目標だけ立てると、施策がターゲット不在の「誰にでも向けた何か」になります。

### STEP3　目的を具体的な数値（SMARTの法則）に落とし込む

目的は、SMARTの法則で数値化します。Specific（具体的）、Measurable（測定可能）、Achievable（達成可能）、Relevant（事業目標との関連）、Time-bound（期限つき）の5条件です。

「認知を広げる」ではなく「半年でオーガニック流入を月3,000セッションにする」。「問い合わせを増やす」ではなく「今期中にWeb経由の問い合わせを月10件にする」。この形になって初めて、進捗の判断と改善が可能になります。

### STEP4　目的達成に必要な「適切な手段」を絞り込む

目的が決まってから、初めて手段を選びます。順番を逆にしない。これが鉄則です。目的設定から実行までの並びは、[マーケティングプロセスの全体像](https://www.waltsu.co.jp/magazine/marketing/marketing-process/)で確認できます。

検討期間の長いBtoB商材で認知が課題なら、SEOとコンテンツ。今すぐ客を逃しているなら、リスティング広告とLP改善。手段は流行ではなく、**目的とターゲットの行動から逆算して絞り込む**。あれもこれもと広げず、リソースで回しきれる数に絞るのが成功の条件です。

### STEP5　計測環境を整えて「定期的な改善サイクル（PDCA）」を回す

最後に、目標の達成度を測る環境（[GA4](https://support.google.com/analytics/answer/10089681?hl=ja)などのアクセス解析、問い合わせの計測）を整え、月次などの決まったリズムで数字を確認します。

目的設定は一度きりの作業ではありません。数字を見て、仮説を立て、打ち手を変える。このサイクルが回り始めた状態が、「売れる仕組みができつつある」状態です。

## 【自社事例】マーケティング目的がブレたときの「見直しチェックリスト」

最後に、waltsu自身の経験から、目的がブレたときの立て直し方を紹介します。

waltsuは創業期、自社サイトのリニューアルにあたって、分析できるデータがほぼない状態からのスタートでした。そこで行ったのは、施策や手段の検討をいったん止めて、**「誰に」「何を伝えたいのか」の2点だけを、腑に落ちるまで数日考え直す**ことでした。結果、ターゲットを「紹介経由の見込み客」と「求人にエントリーする未来の仲間」の2つに絞り込み、伝えることを「会社の考え方」だけに削ぎ落として、サイト全体を設計し直しています。サイトを作り直すときに先に決めることは、[リニューアル前に知っておきたい注意点](https://www.waltsu.co.jp/magazine/website/site-renewal/)にまとめています。

目的がブレたときに必要なのは、施策を足すことではなく、引き算です。現場でご支援していても、うまくいっていない企業ほど施策の数が多い傾向があります。目的が曖昧なまま走っていると感じたら、以下を確認してみてください。

- その施策がどの事業目標（KGI）につながるか、一文で説明できるか
- 「誰に」を、1人の顔が浮かぶレベルで言えるか
- 数値目標（KPI）に期限がセットされているか
- 集客数などの中間指標が、いつの間にかゴール扱いになっていないか
- 直近1ヶ月以内に、目標に対する実数を確認したか

1つでも答えられない項目があったら、施策を止めてでも目的の再定義に戻る価値があります。遠回りに見えて、それが最短ルートです。

## まとめ

マーケティングの目的は、「売上アップ」という言葉で止めてしまうと機能しなくなります。売れる仕組みという根本目的から、フェーズ別の具体的目的へ、そして期限つきの数値目標へ。この分解ができたとき、日々の施策の一つひとつに判断基準が生まれます。

もし自社の目的がまだ言葉になっていないなら、施策の検討をいったん止めて、「誰に・何を・いつまでに」から整理してみてください。waltsuでも、目的設定からのマーケティング支援を承っています。

## 執筆者

**藤井 俊輔**（代表取締役）ベンチャー企業の外部CMOや水族館のマーケティング担当などに従事。オンライン/オフライン問わず集客を中心としたマーケティング施策に強み。

プロフィール: https://www.waltsu.co.jp/magazine/supervisor/shunsuke-fujii/

この記事は waltsu 公式ブログの記事（https://www.waltsu.co.jp/blog/marketing-point/）をもとに再編集したものです。
