# ファーストパーティデータとは？種類・収集方法・活用例をわかりやすく解説

- URL: https://www.waltsu.co.jp/magazine/marketing/first-party-data/
- カテゴリ: マーケティング > データ分析
- 執筆: 藤井 俊輔（代表取締役）
- 公開日: 2026-08-17 / 最終更新日: 2026-10-29
- 発行: waltsu株式会社（waltsu MAGAZINE）

## こんな人におすすめ

- ファーストパーティデータの意味を知りたい
- サードパーティデータとの違いが曖昧
- 自社の顧客データを活用したい

Cookie規制やプライバシー保護の流れの中で、「ファーストパーティデータ」という言葉を目にする機会が増えました。しかし、「具体的に何を指すのか」「サードパーティデータと何が違うのか」を説明できる方は多くありません。 ファーストパーティデータとは自社が顧客から直接収集したデータのことです。そして、多くの企業はこのデータを「これから集める」必要はなく、すでに社内に大量に持っています。使える状態になっていないだけなのです。 本記事では、ファーストパーティデータの意味と具体例、他のデータとの違い、重要性が高まっている背景、収集方法から活用の進め方、注意点までを解説します。

**この記事のゴール（読了目安 約9分）**：ファーストパーティデータの意味と他データとの違いを理解し、自社がすでに持っているデータを棚卸しして、マーケティング活用の第一歩を踏み出せるようになる。

## この記事の結論

- ファーストパーティデータとは、自社が顧客から直接収集したデータのこと
- プライバシー規制の流れの中で、外部依存から自社データ中心への転換が進んでいる
- 多くの企業はすでにデータを持っている。課題は「収集」より「統合と活用」
- 目的→棚卸し→収集→統合→施策の順で、小さく始めて回す

## ファーストパーティデータとは

![ファーストパーティデータとは](https://www.waltsu.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/first-party-data-map.png)

ファーストパーティデータ（1st Party Data）とは、**企業が顧客や見込み顧客から直接収集したデータ**のことです。自社サイトへのアクセス、問い合わせ、購買履歴、アンケート回答など、企業と顧客の直接の接点から蓄積される情報を指します。

「ファースト（当事者）」という名前のとおり、第三者を介さず自社で取得したデータであることが最大の特徴です。

### 具体的なデータ例

どんなデータが該当するのか、以下の表は代表的なファーストパーティデータをまとめたものです。

| 接点 | データの例 |
|---|---|
| Webサイト・アプリ | アクセス履歴、閲覧ページ、行動データ |
| 問い合わせ・資料請求 | 氏名、連絡先、相談内容、検討状況 |
| 購買・会員登録 | 購入商品、金額、頻度、会員属性 |
| アンケート・イベント | 満足度、ニーズ、参加履歴 |
| 営業・顧客対応 | 商談内容、失注理由、サポート履歴 |

一覧にすると分かるとおり、特別な仕組みを導入していなくても、**事業を営んでいる時点で相当量のファーストパーティデータが日々発生しています**。

### ファーストパーティCookieとの違い

混同されやすいのが「ファーストパーティCookie」です。Cookieとは、Webサイトが訪問者のブラウザに保存する小さなデータのことで、ファーストパーティCookieは自社サイトが発行するCookieを指します。

ファーストパーティCookieは、ファーストパーティデータを収集する技術のひとつです。つまり、データ（情報そのもの）とCookie（収集の仕組み）という関係で、同じものではありません。

## 他のデータとの違い

ファーストパーティデータの理解には、他の3種類との比較が近道です。以下の表は、4種類のデータの違いをまとめたものです。

| 種類 | 誰が集めたか | 例 |
|---|---|---|
| ゼロパーティ | 顧客が自ら提供 | アンケート回答、好みの登録 |
| ファーストパーティ | 自社が直接収集 | アクセス履歴、購買データ |
| セカンドパーティ | 提携先が収集し共有 | パートナー企業の顧客データ |
| サードパーティ | 第三者が収集し販売 | データ事業者の行動・属性データ |

### ゼロパーティデータ

ゼロパーティデータとは、顧客が意図的・自発的に企業へ提供したデータです。アンケートの回答、興味関心の登録、希望する連絡方法などが該当します。

ファーストパーティデータの一種と整理されることもありますが、「顧客が自ら教えてくれた」という点で、より信頼性と同意の明確さが高いデータです。

### セカンドパーティデータ

セカンドパーティデータとは、提携先企業のファーストパーティデータを共有してもらったものです。自社では接点のない顧客層の情報を得られる一方、提携契約と利用範囲の取り決めが前提になります。

### サードパーティデータ

サードパーティデータとは、自社とも顧客とも直接関係のない第三者（データ事業者など）が収集・販売するデータです。広い規模でターゲティングに使える反面、収集経路が見えにくく、後述するプライバシー規制の影響を最も受けやすいデータです。

## なぜ重要なのか

![ファーストパーティデータが必要な理由](https://www.waltsu.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/first-party-data-now.png)

ファーストパーティデータの重要性が高まっている理由は3つあります。

### プライバシー保護の強化

世界的に個人情報・プライバシー保護の規制が強化され、第三者経由のデータ収集や追跡には制限がかかる流れが続いています。日本でも2023年施行の改正電気通信事業法により、Cookieなどの利用者情報を外部へ送信する際の通知・公表が求められる[外部送信規律（総務省）](https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/gaibusoushin_kiritsu.html)が導入されました。サードパーティCookieについても、ブラウザによる制限や規制強化が進んできました。広告のターゲティングが実際にどこまで個人を追えているのかは、[Google・Meta広告の仕組み](https://www.waltsu.co.jp/magazine/marketing/ad-targeting-privacy/)から確認できます。

外部から買ってくるデータに依存したマーケティングは、この流れの中で不安定になっています。**顧客の同意のもとで自社が直接集めたデータは、規制の影響を受けにくい**。これが最大の理由です。

### データの信頼性が高い

ファーストパーティデータは、実際の自社顧客の行動・情報そのものです。収集経路が明確で、内容の正確性も高い。第三者を経由したデータと比べて、分析や施策の根拠として信頼できます。

### 顧客理解を深められる

「どんな人が、何に興味を持ち、どう行動して、なぜ購入（または離脱）したのか」。自社データにはこの一連の流れが記録されています。推測で描きがちな[カスタマージャーニー](https://www.waltsu.co.jp/magazine/marketing/customer-journey/)を、実際の記録で裏づけられるということです。一般的な市場データでは分からない、**自社の顧客だけのリアルな姿**を理解できるのは、ファーストパーティデータだけです。

## 主なメリット

活用によって得られる実務上のメリットを3つに整理します。

### 精度の高い分析ができる

実データに基づくため、推測ではなく事実ベースでの顧客分析が可能です。よく売れる商品の組み合わせ、問い合わせにつながる閲覧行動、離脱しやすいタイミングなど、施策に直結する発見が得られます。

### 顧客体験を改善できる

顧客の状況や興味に合わせて、サイトの案内、メールの内容、提案のタイミングを変えられます。的外れな売り込みが減り、**顧客にとって「ちょうどいい」コミュニケーション**に近づきます。

### マーケティングを最適化できる

どの経路から来た顧客が成約しやすいか、どの施策が売上に貢献しているかをデータで判断できるため、予算配分と改善の精度が上がります。勘に頼る割合を減らせることが、継続的な成果につながります。

## データの収集方法

収集チャネルは、オンライン・オフラインの両方にあります。主な5つを紹介します。

### Webサイト・アプリ

アクセス解析ツール（GA4など）での行動データの計測が基本です。閲覧ページ、滞在、流入経路などが自動で蓄積されます。

### 問い合わせ・資料請求

フォーム経由で、連絡先とあわせて「何に困っているか」という質の高い情報が得られます。集まるデータの質は、フォームの項目設計次第です。

### 購買・会員データ

何を、いくらで、どの頻度で買っているか。ECや会員制サービスはもちろん、店舗ビジネスでもポイントカードや会員登録を通じて収集できます。

### アンケート・イベント

満足度、ニーズ、選んだ理由など、行動データだけでは分からない「気持ち」を直接聞ける手段です。ゼロパーティデータの収集チャネルでもあります。

### 営業・顧客対応

見落とされがちですが、商談メモ、失注理由、サポートへの問い合わせは貴重なファーストパーティデータです。**現場の担当者の頭の中にしかない情報を、記録に変える**ことが収集の第一歩になります。

## マーケティングでの活用例

![ファーストパーティデータを収集から施策まで活用する流れ](https://www.waltsu.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/first-party-data-flow-e1786966025690.png)

集めたデータは、収集→統合→分析→施策の流れで活用します。代表的な活用先は次の5つです。

### 顧客分析

優良顧客の共通点、離脱しやすい顧客の傾向、購買に至るまでの行動パターンを分析し、施策の前提となる顧客理解を作ります。想像で作った[ペルソナ](https://www.waltsu.co.jp/magazine/marketing/persona-marketing/)を、実データで作り直すときの材料にもなります。

### 広告配信

既存顧客データをもとにした類似ユーザーへの配信や、購入済み顧客の除外など、広告の無駄打ちを減らす使い方が可能です。

### パーソナライズ

閲覧履歴や購買履歴に応じて、サイトの表示内容、メールの件名や中身、レコメンドを出し分ける使い方です。

### 見込み顧客の育成

資料請求後の行動に応じてフォローの内容とタイミングを変えるなど、検討段階に合わせたコミュニケーション設計に使えます。

### 商品・サービス改善

問い合わせ内容、失注理由、アンケートの声は、マーケティングだけでなく商品そのものの改善材料になります。

## 活用までの進め方

![データはすでに社内にある](https://www.waltsu.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/first-party-data-company.png)

「よし、データ活用を始めよう」と意気込む前に、順番を確認してください。5ステップで進めます。

### 目的を決める

「何のためにデータを使うのか」を先に決めます。リピート率を上げたい、問い合わせの質を上げたい、広告の無駄を減らしたい。**目的が決まらないままデータを集めても、使われないデータが増えるだけ**です。

### 必要なデータを整理する

目的に対して、どのデータが必要かを整理します。このとき、まず行うべきは新しい収集ではなく、**すでに社内にあるデータの棚卸し**です。Webサイト、問い合わせ、営業記録、購買データ、アンケート。多くの企業では、必要なデータの大半がすでに存在しています。

### データを収集する

収集の仕組みを追加するのは、棚卸しで足りなかった部分だけです。計測設定の整備、フォーム項目の見直し、商談メモのルール化など、小さな改善から始められます。

### データを統合する

部署やツールごとに散らばったデータを、顧客単位でつなげます。最初から高機能な基盤を入れる必要はなく、スプレッドシートやCRMでの一元化から始めて構いません。

### 施策に活用する

分析して終わりにせず、施策に落とします。小さく実行し、結果をまたデータで確認する。このサイクルが回り始めれば、データは「持っているもの」から「使えるもの」に変わります。

## 活用時の注意点

最後に、つまずきやすいポイントを4つ挙げます。

### 利用目的を明確にする

何のために集め、何に使うのか。目的が曖昧なデータ収集は、社内でも顧客に対しても説明がつきません。

### 同意とプライバシーに配慮する

[個人情報保護法](https://www.ppc.go.jp/personalinfo/legal/)などの法令に沿って、取得時の同意、プライバシーポリシーの整備、適切な管理を行います。同意を取る画面そのものが、断りにくい作りになっていないか。[同意導線のダークパターン](https://www.waltsu.co.jp/magazine/website/dark-pattern/)の観点で点検しておくと安全です。**ファーストパーティデータの価値は、顧客との信頼の上に成り立っています**。扱いを誤れば、データ以上のものを失います。

### データを分散させない

営業はExcel、マーケはアクセス解析、サポートは別ツール。データが分散したままでは、同じ顧客の全体像が見えません。ご相談の現場でも、データが「ない」企業より「あるのにバラバラ」な企業のほうが圧倒的に多いのが実情です。

### 集めるだけで終わらせない

データ活用の失敗で最も多いのが、「集めて満足」です。分析されず、施策にも使われないデータは、管理コストだけがかかる負債になります。小さくてもいいので、施策までつなげることを最初から設計してください。

## まとめ

ファーストパーティデータの活用は、大企業だけのものではありません。Webサイト、問い合わせ、営業記録、購買データ。事業を続けてきた企業には、顧客を理解するための材料がすでに蓄積されています。

足りないのはデータではなく、**散らばったデータを「使える状態」に整えること**。まずは自社にどんなデータが、どこに、どんな形であるのかを棚卸しするところから始めてみてください。waltsuでは、データの整理からマーケティング戦略への落とし込みまでご支援しています。

## よくある質問

**Q. ファーストパーティデータの具体例は？**  
A. 自社サイトのアクセスデータ、問い合わせ・資料請求の情報、購買履歴、会員情報、アンケート回答、商談記録などです。企業と顧客の直接の接点で生まれるデータはすべて該当します。

**Q. Cookieもファーストパーティデータですか？**  
A. 自社サイトが発行するファーストパーティCookieで収集した行動データは、ファーストパーティデータに含まれます。Cookieはあくまで収集技術のひとつで、データそのものとは区別して考えましょう。

**Q. ゼロパーティデータとの違いは？**  
A. ゼロパーティデータは「顧客が自発的に提供した」データ（アンケート回答など）で、ファーストパーティデータは「企業が直接収集した」データ全般です。ゼロパーティをファーストパーティの一部と整理する場合もあります。

**Q. サードパーティデータは使えなくなるのですか？**  
A. 完全に使えなくなると断定はできませんが、プライバシー規制やブラウザの制限により、利用のハードルは上がる方向が続いています。外部データへの依存度を下げ、自社データの活用力を高めておくことが現実的な備えです。

**Q. ファーストパーティデータはどう管理すればよいですか？**  
A. まずは顧客単位でデータをつなげて一元管理することが基本です。規模が小さいうちはCRMやスプレッドシートで十分です（CRMがどう進化してきたかを知っておくと、ツール選びの基準が分かります）。データ量や活用範囲が広がったら、CDP（顧客データ基盤）などの専用ツールを検討します。

## 執筆者

**藤井 俊輔**（代表取締役）ベンチャー企業の外部CMOや水族館のマーケティング担当などに従事。オンライン/オフライン問わず集客を中心としたマーケティング施策に強み。

プロフィール: https://www.waltsu.co.jp/magazine/supervisor/shunsuke-fujii/

この記事は waltsu 公式ブログの記事（https://www.waltsu.co.jp/blog/first-party-data/）をもとに再編集したものです。
